学習

仕組みを知って、
使い方を選ぶ。

接続先の選び方と、補正情報の出力設定。AUTO・衛星系・MSMの判断ポイントを、図で確認できます。

01 / AUTO

最寄りの配信元を、10分ごとに見直す。

AUTOマウントポイントは、NtripClientから届く位置情報をもとに、利用できる最寄りの基準局の代表マウントポイントを選びます。接続開始時に選択し、その後は10分ごとに最新の位置情報で見直します。

現在の基準局より近い利用可能な基準局があれば、配信元を自動で切り替えます。NtripClientとCasterの接続は維持されます。

接続開始

基準局A基準局B

最寄りのAを選択

10分後

基準局A基準局B

近くなったBへ切り替え

20分後

基準局A基準局B

Bが最寄りなら維持

模式図:位置情報を継続して送信した場合の例です。移動直後に切り替わる仕組みではありません。
02 / AUTO

高速移動では、切り替えを待ちすぎない。

高速で移動すると、次の10分ごとの見直しまでに、選択中の基準局から大きく離れることがあります。移動に合わせてすぐに配信元を変えたい用途では、AUTOの定期切り替えだけに頼る使い方はおすすめしません。

次の見直しまで

基準局A基準局B

Bの近くでも、配信元はAのまま

模式図:移動後にNtripClientをAUTOへ再接続すると、最新の位置情報をもとに初回選択を行います。
03 / AUTO

近い候補が複数ある場所では、一局に固定する。

複数の基準局の中間付近では、わずかな位置の変化で最寄りの候補が入れ替わることがあります。AUTOは探索時点の位置で選ぶため、10分ごとの見直しで配信元が変わる場合があります。距離が同じ場合は、現在の基準局を維持します。

AUTOで選ぶ場合

基準局A基準局B

位置に応じてA・Bが候補になる

模式図:破線は候補、実線は選択した配信元を示します。候補の入れ替わりは、探索時点の位置と各基準局の利用可否によります。
04 / GNSS

衛星系の設定は、原因を確認してから。

基本的に、衛星系の設定を変更する必要はありません。通常は全衛星系を選択したまま利用します。衛星の配置や受信状況が良くないと、測位精度が低下することがあります。

測位精度の低下が特定の衛星系の配置・受信状況に起因すると判断できる場合に、出力する衛星系の見直しを検討します。この設定で選べるのはGPSなどの「衛星系」で、個別の衛星ではありません。

01原因を確認

衛星配置・受信状況を確認

02衛星系を見直す

原因を判断できる場合に検討

03結果を比較

変更前後の測位状況を比べる

模式図:実際の衛星位置・軌道を表すものではありません。衛星の配置と受信状況を確認し、変更の効果を比較します。
05 / RTCM

MSMは、利用機器の対応形式に合わせる。

基本的に、MSM出力を変更する必要はありません。通常は「入力を維持」を選び、基準局から届いたMSM形式をそのまま配信します。

利用する受信機やソフトウェアがMSM4に対応し、入力のMSM5/6/7には対応していない場合は、マウントポイントを複製してMSM4へ変換した配信を用意できます。利用機器の対応形式を、仕様書で確認してください。

1つの基準局入力RTCM(例:MSM7)

元のマウントポイント

入力を維持MSM7

入力形式に対応した利用機器へ

配信例:同じ入力から、元の形式を維持する配信と、MSM4へ変換する配信を同時に用意できます。

仕組みを確認したら、用途に合う基準局を探してみましょう。

基準局を探すよくある質問